『モモ』の朝ごはん イーネオヤ・31 習作ジャスミン
本日は『モモ』の話がメイン。イーネオヤの話題はちょこっとだけです。
先日ミヒャエル・エンデ著の『モモ』を読みました。
昨年末に地元の図書館で無料で頂いてきた本の一冊です。
古い本ですが、有名作品です。私は初めて読みましたが深い!!感動しました(´;ω;`)
サブタイトルは「時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子の不思議な物語」。
内容を簡潔に表していますね。
人々は時間どろぼう(人間ではない)に自分の時間を盗まれてしまいます。人々は時間を節約して効率・速さだけを求め始めました。物質的には豊かになりましたが、みんな笑顔を忘れてイライラ・ギスギスするように…。
それをお金も物も家族も持たない、でも友達と楽しく平和に暮らしてきたモモという女の子がマイスター・ホラ(これまた人間ではない)に導かれて奮闘し、ついに人間たちに時間を取り返してくれましたとさ。
めでたしめでたし(∩´∀`)∩
というお話です。
著者エンデが当時の社会を批判し、警鐘を鳴らす意味で書いた物語です。が、今のこの社会の方がもっともっと当てはまることの多い内容だと思います。今、本当に人々に必要な本ではないでしょうか。
そんな『モモ』に感動した私。ちょっと真似してみたいことがありました。
モモがマイスター・ホラにご馳走になった朝食です。
簡単にリストアップすると、パリっと焼けた巻きパン・ホットチョコレート・蜂蜜・バター、そして食器はすべて金色です。
この朝食を食べることで、疲れ傷ついたモモは元気を取り戻し、時間どろぼうへ挑んでいきます。
最近ちょっと、心身おつかれ気味のわたし。モモが羨ましくなった…。
というわけでマイスター・ホラの朝ごはん!真似してみました ↓↓
……なんか…なんか、普通の朝ごはん(´-ω-`) なんで?
え~、
まず金色の食器など我が家にありません。金色だとレンジ使えないし。
バターは切らしてました。
ランチョンマットは多分Can★Doあたりで買ったやつ。マイスター・ホラの城のような荘厳感はもはやなし、アットホームに食事を演出☆
ホットチョコレート…ではなくブラックコーヒーです。ホットチョコはニキビができそうなので自粛。マグカップは普段愛用の物です。たっぷり入るwww
蜂蜜。サクラ印の純粋はちみつ。細かな結晶ができていて若干白濁しています。
本来、サクラ印の純粋はちみつはもっと綺麗な色です。
一番最初の全体写真、右上に蜂蜜のボトルが見切れてました…。
そして、メインのパリっと焼けた巻きパン☆
美味しそう♪ レーズンとカスタードが練り込んであるのは予定外でしたが。ヴィ・ド・フランスのパン・オ・レザンです。
パン・オ・レザンにたっぷりと蜂蜜をつけて頂きました。
美味しい!!(∩・∀・)∩ 生地はクロワッサンみたいでパリっとしてます。まさに『モモ』に出てくるパリっと焼けた巻きパン☆
蜂蜜が甘くて身も心も癒してくれる。なるほどモモの気持ちが分かります。
色々、ちょっと違ったけど、あ~幸せ♪ たまにはカロリー気にせず、こういう食事も必要ですね。たまには。
イーネオヤの話題に移ります☆
現在ブレスレットを制作中ですが、新しいデザインのため、試行錯誤を繰り返している最中であります。でもかなり完成に近づきました☆
合間の気分転換に平面モチーフを習作しています。
そのひとつジャスミンです。今井瑞恵著『トルコの伝統レース イーネオヤ』より。
まあまあ。70点くらいは貰える点数かな~。花びらが苦手なループの連続でしたが、自分なりに頑張りました☆でもこのループのあるおかげで花びらがヒラヒラして可愛いモチーフですね♪
ブレスレットは近々、仕上げられると思います♪
でも焦らない、時間に追われてギスギスしてはいけない。豊かな「自分の時間」を生きることが大切なのです。
すっかり『モモ』に影響された私でした、それでは(・ω・)ノ-☆