読書&イーネオヤ☆天狗にさらわれた少年&水芭蕉のピアス
あなた
天狗にさらわれたこと、ありますか?
え、マーニ?
普通にないですよ(・ω・)
今、読んでいる本はこちら☆
『抄訳仙境異聞 天狗にさらわれた少年』
平田篤胤(あつたね)著・今井秀和 現代訳・解説。平成30年発行・角川ソフィア文庫。
タイトル通り天狗にさらわれた少年・寅吉(とらきち)について記された本。驚くべきことにノンフィクションなのです!
時代は江戸後期。
江戸に住む寅吉少年は数えで6歳の頃より茨城県の山に住む天狗さんに弟子入りし様々な教えを授けられたそうな。
平田篤胤という人物が寅吉を自らの弟子としてそばに置き、聞き取った内容を書物にまとめたものが「仙境異聞」。
それを今井秀和氏が現代語に訳し、興味深い部分を抜粋したのが本著です。
平田篤胤は江戸後期のオカルト研究家のおじさん国学者さんです。
しかし、「天狗にさらわれた」とはどういうことか。
読んでみると「さらわれた」というよりは「さそわれた」という感じです。
寅吉には江戸の町中で気になるおじいさんがいました。いつも持っている壺の中に飛び込んで姿を消す不思議なじいさんです。
それを毎日眺めていたら、そのおじいさんから声をかけられ、誘われるまま壺に飛び込むとそこは江戸から遠く離れた常陸(ひたち)の国、茨城県の山でした。
そこでおじいさん改めお師匠さんとなる天狗・杉山僧正に色々な体験をさせてもらい、とても良くしてもらいました。
しかし寅吉は当時6歳。夜になると心細くなって泣いてしまいました。
天狗師匠が慰めても彼は泣き止まない。
そこで師匠は言います。
「じゃあ通いでいいよ」
その後、江戸⇔常陸を天狗の送迎で通うように。
まさかのVIP待遇。
天狗師匠、よほど寅吉を気に入ったぽい。
平田氏に出会った15歳の時には当初ほど頻繁な行き来はなくなったようですが、まだ様々な教えを授けに師匠や兄弟子が寅吉に会いに来たり、迎えが来て師匠のもとへ行ったりという生活は続いていたそうです。
「仙境異聞」には天狗界(?)の生活の様子なども書かれていてなかなか興味深いです。
寅吉が通った山は実在しており、茨城県は笠間市・石岡市の境にある難台山だそうです。行けば天狗師匠に会えるかも☆
イーネオヤ☆水芭蕉のピアス☆A☆
ずっと受注制作としてminne・Creemaで販売しておりましたが、やっと在庫補充いたしました。これで即発送できます☆
なかなか好評な作品で、minne・Creemaでもご購入いただきましたし、イベントでも持っていくと売れる安定の人気作品であります。ありがたいことですm(__)m
イーネオヤで水芭蕉の花パーツを立体的に表現しています。
そして上部には水芭蕉に欠かせない「水面」をイメージしたチェコガラス。水色と黄緑・薄オレンジが混ざったようなマーブルカラーです。
それとアクリル製の葉っぱと。
ビーズと葉っぱの色を変えたものがB・Cとございますが、今回ご紹介しているAがネットでもイベントでも一番人気ですね。
A~Cそれぞれに良さがありますが、Aは一番涼し気で透明感があると思います。
このデザインは写真写りもよろしい。
や、実物も素敵ですけど。写真でよさが伝わりにくい作品も中にはあるんです。魅力的に写ってくれるととても作者としては嬉しいものです。
こちら水芭蕉の揺れるピアス、minne・Creemaで引き続き販売中でございます。
どうぞよろしくお願い致しますm(__)m