「松島 瑞巌寺と伊達政宗」展
三井記念美術館で開催されている「松島 瑞巌寺と伊達政宗」展に行ってきました。
三井記念美術館は初めて行ったのですが、さすが三井グループというか、内装が高級感たっぷりです。いつも行く上野の国立美術館・博物館とは雰囲気が違いますね。
美術館としては規模は小さく、展示品も少なかったのですが、内容はとても充実していて行って良かった!
特に、瑞巌寺所蔵の「五大明王像」は滅多に見られない超貴重なもの。(明王様を「展示品」扱いするのは恐れ多いですが…)
何せ本来は33年に一度しか御開帳されないのです!
それも平日だったこともあり、かなり空いた状態で間近でじっくりと堪能できました♪
平安時代につくられた木像だそうで、生き生きとした動きの感じられる手や足の表現が素晴らしいです。
伊達政宗が子供のころに不動明王像を見て、「仏様なのになぜこんなに怖い顔をしているのか」と聞いたというエピソードは結構有名ですが、その時の不動明王様はこちらの像なのでしょうか??
そのほかにも、伊達政宗直筆の絵や手紙、愛用のブローチや陣羽織など、見ごたえたっぷりで大満足でした。徳川家康の書状もありました。
展示と関係ないですが、三井記念美術館はお手洗いがちょっと落ち着かないですね…。
個室(洋式)のドアの床上30cmくらいまでドアがなくて、足もとが外から見えてしまっていて…。
防犯か何か目的があってのことなんでしょうけど、ちょっと驚きました。