読書 「いつ大災害が起きても家族で生き延びる」感想
「いつ大災害が起きても家族で生き延びる」
著者:小川光一さん 出版社:ワニブックス 2016年出版
文学作品ではなく、ハウツー本です。
タイトルの通り、大災害が起きた時にも家族で生き延びるための対策や心構えがかかれています。
災害は地震・水害・雪害・さらに火山の噴火までも想定した内容になっています。
191ページしかないので、日頃からできる備え・知識・心構えなどを広く浅く、わかりやすくまとめて紹介してありました。
簡単な言葉で読みやすく書いてあるので、構えずにさっと読めます。
災害はいつ、どこで、だれが見舞われるか全くわかりません。こういった本は読んでおいて損には絶対にならないと思います。
こちらの本は簡単に読めるボリュームなので災害に備える手始めとして良いと思います。
私が読んでなるほどなぁ、と思ったのは実際に災害やトラブルに遭遇した時にパニックに陥って騒ぐ人は意外と少ない、というところでした。多くの人はフリーズ、固まってしまうとのこと。そして、身を守るための行動をとるのが遅くなってしまう、と。
私は日頃から少しでも困ったことがあると黙って固まってしまうので間違いなくこのタイプです。でも本当に危機が迫った時には、固まっている場合ではありません。
周りの人が声をかけて正気に戻してくれたら良いですが、やはり自分で冷静に「いけない。今自分はフリーズしてる。動かなきゃ」と判断できるようになっていたいです。
まずはこういった本で予備知識を得ておくとかなり違ってくると思います。物資もそうですが知識も備えをしっかりとしておきたいです。