マーニの日記

イーネオヤのアクセサリーを作っています。 ハンドメイド販売サイトにて出品中。読書も好きです。色々自由に書いている日記です。

マーニ入院記・4日目。ガーゼ抜きの日。

これは好酸球副鼻腔炎という指定難病の治療、および西埼玉中央病院での入院・手術を予定する方々の参考となるよう、自身の闘病を記録したものである…。

 

2022年10月5日(水)、入院4日目。

 

熱は下がったものの、まだ頭が重くふらつき感があり、食欲もわきませんでした。

こんなに手術後がつらいとは思わなかった (-ω-)

相変わらず朝食・昼食は2、3口食べて薬だけ飲む感じです。

 

午後1時。ついにガーゼ抜きに呼ばれました。

ガーゼ抜きとは。

 

副鼻腔炎の手術をすると鼻腔内に目一杯ガーゼが詰め込まれます。

これを術後に引き抜くのですが痛みと出血がすごいとネットでも書かれていました。また医者にもはっきり「痛いです」と言われておりました。

 

引き抜く方法は、あらかじめ詰め物にひもがついており、それを引っ張るというもの。

たしかに麻酔から覚めた時にすでに黒いひもが鼻から出ていて邪魔にならないようにテープでとめられていました。これを引っ張るのか…。

 

入院病棟内の処置室のようなところに案内され、椅子に座った状態で顔の下に出血を受け止めるトレーを自分で持ちます。

「痛い」というのはどういうことか…血が張り付いて「ベリベリ」という感じかなと想像していました。

 

実際はガーゼ生地で想像するザラザラ感はなく、ぬるっとした質感でした。

ガーゼというよりはタンポンみたいなものかもしれません。

痛いことは確かに痛かったです。

 

どんな痛みかというと

鼻の中にぎゅうぎゅうに詰め物が入っています。真空状態です。

その真空状態の栓を無理やり引き抜くのです。

手術で傷ついた鼻腔内が真空で引っ張られるような何とも言えない痛みでした。

そして引き抜かれた瞬間、ガーゼと共に濃厚な血がドバっと噴き出しました。

鼻の両穴に2本ずつ詰められています。それぞれ最初の1本を引き抜けば2本目はまぁまぁ楽です。

 

処置は多分10分くらいで終わります。

ガーゼ抜きが終わると今度は綿球を鼻に入れるようになります。最初だけ入れてもらいましたが、以降は自分で取り替えます。

 

あとガーゼ抜きの後説明されましたが、手術中に鼻の軟骨も切られていたらしいです。

鼻腔が曲がっている人は手術のために軟骨を切って矯正することがあると聞いていましたが、マーニの場合は事前のレントゲンで曲がっていなかったので矯正の可能性はあまりないと言われていました。

しかし、鼻の穴自体が小さいために手術がしづらく切ったそうです。それで3時間半もかかったのか…(・ω・)

 

ガーゼが抜かれると急に頭の重みが消えて気分もかなり良くなりました。病室に帰るころには久しぶりにお腹もすいてきました。

どうも顔の中に詰め物をされていた物理的な圧迫感が不調の主な原因だったようです。

全快とはいきませんがおおむね気分がすっきりし、午後は快適にお化けの本を読みながらのんびりしました。綿球は1時間くらいで血や浸出液でびしょびしょになるのでこまめに替えます。

 

夕食。入院初日の夕食以来、まともに食べることができました。丸3日ぶりです。

食後の内服薬と、霧状の薬を吸い込むネブライザーを吸引して本日の治療は終わりです。

 

明日は入院して初めてシャワーを浴びられるとのこと(・ω・)b嬉しいです。

就寝後、綿球の交換と口腔内の乾燥のために頻繁に起きました。

まとめてぐっすり眠りたい (-ω-)

 

入院4日目はこんなところです。

それではまた(・ω・)/-☆